アジアの烙印
    一度アジアに駐在した者は、再びアジアにいく運命が待っています。

    それは知らぬうちに背中に目に見えない“アジアの烙印”が

    刻み込まれているからなのです・・・

    その痕は決して取ることは出来ず、深く体に染み込んでいくのです。

    いつしか忌み嫌っていた筈のアジア駐在への想いは複雑なものに変わり

    何かが自分の中で変わってゆくことに気付くのです。

    それは進化した自分なのか、それとも壊れていく過程なのか

    忘れていたはずのある日烙印は目を覚まし語り始めるのです。

    そして烙印が疼く時、その時・・・・・・

    スポンサーサイト
    --年--月--日 (--) --:-- | 編集
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    その男○シモトアキラ
    2008年03月21日 (金) 23:05 | 編集
    ○シモトさんは名をアキラといい、部署では他に○シモトさんは
    いないのにもかかわらず、○シモトアキラとフルネームで呼ばれています。

    チンパンジー並の握力を持っているので、彼が指で締めたボルトは
    モンキーレンチを使わないと緩める事ができません。

    気は優しくて力持ち。面倒見の良いとてもいい人なのですが
    顔色はとても悪く、どす黒い色をしています。
    長年、単に地黒なだけだと思っていたのですが、
    実は昔、注射器の使い回しをしている頃に予防接種か何かで
    C型肝炎に感染してしまい、苦しんでいるため顔色が悪いという事が
    近年判明しました。あまりにも生命力が強いため少し弱らせておこうという
    神の配慮があったのでしょうか?
    髪も年の割にはわりとファンキーに赤みがかった茶色に染めているなーと
    思っていたのですが、総白髪なので染めているとのことでした。

    見た目には、熊のヌイグルミのような○シモトさんですが
    知能は熊よりもかなり発達していて、電子部品工作が得意です。
    私も米国特許の回路図を参考にバッテリーが10年持つという
    パルス発生器を作ったりはしますが、色々な点で○シモトさん程
    マニアックにはなれないようです。

    私も○シモトさんもバイク乗りなので、そこで接点があるのですが
    気前のいい○シモトさんには発光ダイオードのポジションランプや
    バッテリーレスキットを作ってもらったことがあります。

    そうそう、白髪の進行を抑える為に彼はビタミンCの混じった水が
    出るようなシャワーヘッドを自作して、会社で取引のある
    薬品メーカーからアスコルビン酸ナトリウムを大量に仕入れて
    自宅で使用しているそうです。
    それを使用し始めてからとても調子が良いと本人は言っているのですが・・・
    相変わらず茶髪のクマにしか見えない○シモトさんなのでありました。


    ○シモトさんと一緒に行動すると常にアクシデントがつきまといます。
    彼の気が弱いけど短気な性格が災いしているのかもしれませんが
    もって生まれたものに違いありません。

    ○シモトさんともう一つ共通した趣味で釣りがあるのですが
    仕事でタイに○シモトさんを呼んだとき、釣りに行くことがあったので
    そのときの話を次回してみましょう




    つづく







    ランキングに参加しております。


    情けは人のためならず 情けは人のためならず 情けは人のためならず
    スポンサーサイト
    タイランド_第3の性について考える⑤
    2008年03月01日 (土) 13:35 | 編集
    それでは前回のつづき
    初めての方は前の記事も読んでくださいねー




    ○シモトさんと私は、タラホテルを出ると、混雑したバンコクの街へと車で繰り出したのでした。
    車好きの私は、ミッションの車も、タイ式の妙な運転マナーも、たくさんのスポーツカブ
    (115ccのスポーツタイプのスーパーカブ。とても良く走っている)も気になりませんでした。
    ただ、時々狭い路地を曲がったところで象さんと鉢合わせするのは慣れませんでしたが・・・。

    DSCF0826_20080301133334.jpg

    これがスポーツカブってやつですねー

    変態オヤジである○シモトさんは、日本にいる間にネットでバンコクの怪しいところを
    相当に調べてきた様子でした。

    「ワシ、ちょっと変わったトコ行きたいねん。みんな観光に行ってるとこ行ってもしょーもないでしょ?
     前、出張に来とったやろ?マエちゃん。マエちゃんいうとったで、
     パタヤの街は腐りきっとるって。真昼間から白人のじいさんが年端もいかない
     男の子と手ぇつないで歩いてるって。ワシそういうとこ見てみたいなー・・・
     ちょっと怪しいとこを調べて来てん。」

    がさごそがさごそ

    「ほら、まず、援交の店。テルメやろー。サイアム・カフェやろー。それからお風呂屋さんも行ってみたいねん。
     カラオケはもうええですわー。他の日本人の駐在の人が毎日連れて行ってくれましたもん。
     ワシ、ああいうのあんまり好きやないねん。連れて帰ったけど。後で写真見せたるわな。
     ま、とにかく色々面白そうなトコ見たいねん。地図も持ってきてるで!」

    「○シモトさん・・・・。あんたとんでもない破廉恥野郎ですねー
     ま、でもいいですよ。だいぶ頑張ってもらいましたからねー。
     あんまりその闇の世界を知らないですけど、行けるトコは行っときましょう」

    -------------------------------------------------------------------------

    さんざん周って時刻はもう夜の10時
    ○シモトさんと私はシーロム通りの立体駐車場に車を止めて
    パッポン通りで買い物をしたり、ゴーゴーバーでビールを飲んだりしていました。


    「いやー、すごかったなー。あそこ。あんなにずらーっと女の子が
     並んでるん初めてみたわー。ええ土産話ができましたわー。
     あそこ、あの、サイアムもやばかったなー無事に脱出できてよかったなー
     あっ、ここの路地の奥に茶店みたいなんあるやん。ちょっと茶しばいていきません?」

    「そうですねーちょっと休憩しましょうか。」

    細い路地の中は暗く突き当りまでは見えないのですが
    少し入ったところにオープンカフェ的なものがあって明かりが漏れています。
    緑のパラソルつきのテーブルがいくつか並んでいて、人が座っています。

    ふたりで路地を進んでいくと
    結構繁盛しているようで、表にも人が一杯でした。

    10mくらいのところまで近づいたところで、何か違和感を覚えました。
    何だろう・・・?何かおかしい。
    座っている客は全員中年の男か少年です。
    そして、店の前まで来るとみんなが、こちらの方に注目してきたのです。
    じーっと熱い目で・・・。

    「○シモトさん、スルーしますよっ!」囁きました。

    「・・・・・・。」


    明かりの漏れるカフェの前を通り過ぎるとすぐ暗くなって、私たち二人は闇にまぎれました。

    「いやーZINちゃんやばかったなー。めっちゃ舐めるように見てきとったなー
     犯されるかと思ったわー。あれ、絶対ハッテンバやでー」

    ちなみに○シモトさんは神戸の長田出身。
    前出の塩屋のハッテンバについては良くご存知です。

    「嬉しそうですね。 ここ、通り抜けられるんですかねー?」

    「通り抜けられんかったら最悪やなー、またあそこ通らなあかんもんな。
     そんときは、二人で手ぇつないで通り過ぎたらええんちゃうか?」

    「怒りますよ。」

    2分後、二人は再び熱い視線のシャワーを浴びたっちゅー話でした。
    ああ、こわかった。




    ○シモトさんには、タイに何回か出張で来てもらって
    その都度なにかしらが起こってるんですよねー。
    次回はその話をしてみましょう。









    ランキングに参加しております。ポチり↓待ってます


    情けは人のためならず 情けは人のためならず 情けは人のためならず
    Powered by . / Template by sukechan.
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。