アジアの烙印
    一度アジアに駐在した者は、再びアジアにいく運命が待っています。

    それは知らぬうちに背中に目に見えない“アジアの烙印”が

    刻み込まれているからなのです・・・

    その痕は決して取ることは出来ず、深く体に染み込んでいくのです。

    いつしか忌み嫌っていた筈のアジア駐在への想いは複雑なものに変わり

    何かが自分の中で変わってゆくことに気付くのです。

    それは進化した自分なのか、それとも壊れていく過程なのか

    忘れていたはずのある日烙印は目を覚まし語り始めるのです。

    そして烙印が疼く時、その時・・・・・・

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    世界で一番暑い夏
    2007年08月26日 (日) 00:17 | 編集
    一向に涼しくなってきませんねー。
    こんなに暑い夏は生まれて初めてじゃないんかなー?
    冷房のない工場でツナギの防塵服を着て働いているので
    もう全身あせもでカイカイです。
    背中をおろし金でガリガリ擦ってみたい衝動にかられてます。

    しかし、そんな中汗だくツユだくになりつつも
    異常に暑さに強い奴がいます。
    それは、私です。(あせもはビール飲み過ぎですかねー・・・)

    と、ゆーのもやはり暑い国々で働いた経験があるからでしょう。

    で、今まで最も暑かったのがどこかというと
    やはり、パキスタンですねー!
    えっ?タイじゃないの?と思われるかもしれませんが
    いやいやいやいや、もう湿度とか関係なく
    ほんとにもう物理的に暑いですとゆーか熱いです。




    暑いから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水浴び!
    20070825235334.jpg  20070825235426.jpg

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    もちろんインドやアフリカで
    「こっちはもっと暑いんじゃい!!」
    とお嘆きの貴兄もいらっしゃることでしょうが
    なかなかの暑さでしたよ~

    連日40℃を超えたのですが
    路上ということはあったのですが最高47℃まで計測されました。




    日差しが暑いっ!
    20070825235143.jpg

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    こんだけ暑いと、どーなるかというと
    まず、すぐ喉が乾きます。
    働いていても、みんなミネラルウォーターを
    飲みまくるのでPETボトルがたちまち
    山のようにたまってゆくのです。

    一人一日4㍑くらい普通に飲みます。

    外で歩いていると、だんだんふらふらしてくるので
    どんどん水を補給しないといけません。

    ところが、現地の人は帽子もかぶらずに
    平気で歩いてたりします。
    みんな、髪の密度が高く真っ黒で、まるでヅラのようです。
    あれだけ毛が生えとったら帽子も要らんか・・・と思わるほどです。


    仕事仲間のイムラン・ラザくん(31)
    髪の毛きっちり&濃いでしょ?
    ImranRaz.jpg

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    「zinさん髪がきれいだねー」とよく言われるので

    「なんで?キミらも似たりよったりやん?!
     というかキミらの方が髪の量はすごいやん?」と言うと

    実は彼らは20代からどんどん白髪になっていくので
    真っ黒に染め上げてるっちゅーことだそうな。
    どうやら漆黒の黒髪というのが美しいようです。

    長生きできんのでしょうねー
    聞けば、人生50年だそうで。
    実際出張中に一人お亡くなりになりました・・・合掌。

    その代わりと言っちゃなんですが
    異常に新陳代謝が良くなります。そのため切り傷をしても
    すぐ治ってしまいます。ちょっとした切り傷なら翌日もうほとんど
    治ってるのでビックリです!!
    爪なんかも2日に1回くらい切らんといけません。
    高速再生的人生なんですね~


    夏場、空気が乾燥しているので
    汗はたちまち乾いてしまいます。
    だから、ズボンは塩をふいてパリッパリになってしまうし、
    全然汗が頭から落ちてこないなーと思ったら
    頭の中で乾いて、頭がザラザラになってたりします。

    しかし、そんな暑い中でゴルフに行ってしまいました。
    馬鹿ですねー・・・やめときゃいいのに。
    さすがに暑くてへろへろになってしまいました。
    途中で冷えたミネラルウォーターを頭からかぶって
    全身冷却していました。



    golf_Pakistan.jpg

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    この写真も水をかぶったばかりだったのですが
    よーくみると黒いTシャツが白く塩をふいてるのがわかります。
    キャディーの少年達は全然暑そうじゃありません。
    まいりました。


    しかし、日本の湿度であの暑さだったら・・・

    即死ですね~





    牛だって暑くてやってられんよ・・・
    cow.jpg

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    情けは人のためならず 情けは人のためならず
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    タイランド_世にも奇妙なタイ物語③
    2007年08月18日 (土) 00:00 | 編集
    いやー本当に暑いですねー今年。
    タイと同じくらい暑いです。
    中国からやってきた光化学スモッグで空が曇れば
    まさにバンコクそのものになるのでは?
    でも、こんな物価の高いバンコクは嫌か・・・。



    ------------------------------------------------



    タイ人の夜明けは早い。
    朝からタンブン(仏教的な功徳を積む事。托鉢する坊主についてまわって
    身の回りの世話をしたりする)する人も多いし
    真面目に良く働いている人が多い。
    怠け者が多い印象かもしれませんが、
    それは、工場勤務の労働者、もしくは
    ヒモやオカマのこと。農家や自営業、家の奥さんなんかはまあよく働きます。
    そして、やっぱ全体的には農家が多いんです。

    ツレの家は雑物仕入れ家業だったので、
    老いも若きも朝日の出ないうちから働いて夕方まで働き
    夕方からは家の用事をするのでした。
    てなもんで朝7:00頃目覚めるともう人気がほとんどありません。
    ツレは別のところで働いているのですが、お手伝いするために
    早くから起きたみたいです。真面目なやっちゃ!

    ツレの家に泊まっていた私は昨日の夜あった妙な出来事も
    忘れて、まず冷たい水のシャワーを浴び(注:湯は出ない)
    朝飯をもらいに2階から1階へ降りてくると
    テーブルの蚊帳の中におかずがありました。
    炊飯器の中には白飯が。
    勝手にもりもり食べて片付け、
    縁側に出ると、半裸のじーさんが座ってました。

    「おはようございます。」

    「Fukfhoneの友達か? おまえは煙草吸うか?」

    「ええ。煙草吸います?」

    煙草をだまって受け取ると、じーさんは
    火をつけてじわーっと煙草を吸って
    ゆるゆると吐き出すのでした。
    結構な年の筈ですが、腕が太くて
    逞しい体をしています。
    野良仕事とかして鍛えてるのかな~?

    「キミはあれか?どこに住んどるんだ?」

    「うーん、ずいぶん北の方ですねー」

    「・・・北か。チェンマイの方から来たんじゃな。ふむふむ」

    がくっ!わしゃ日本人だっちゅーのに。まあいいか・・・。

    「チェンマイ人じゃないかなーと思っとったんじゃ。
     色が白いからのー。はっはっはっ」

    「はっはっはっ!」

    てな感じで小一時間ほどじーさんとの談笑に費やしていると
    ツレが帰って来ました。

    「zinさんご飯食べましたか?」

    「私は働いて帰って来たからおなかペコペコです。
     ご飯一緒に食べますか?え、要らないの?
     じゃ、ご飯食べたら出掛けるから準備しといてくれますか?」

    それじゃ、じーさんごきげんよう。
    しかしとうとう日本人だと気付かんかったな
    少しボケて来てるのかも知らんな。
    とか思いつつ奥の部屋に戻るのでした。
    歩いて食卓を横切り、階段を通り過ぎるとなーんとなく
    上に誰かいるなという気がして、階段の上をチラッと見てみました。
    すると、ペーちゃんが座ってこっちを見ています。
    ああ、ぺーちゃんかと思い、奥の部屋に行く途中で
    思い出しました。

    ペーちゃんは死んだんだっけ。


    ghost_in_PUKhouse.jpg

    ↑クリックで拡大します

    ---------------------------



    ぺーちゃんはツレの小さい弟で、
    王立の付属小学校にトップで入学した
    自慢の家族だったのですが、運悪く半年ほど前に
    プールで溺れ死んでしまったのでした。

    小学校に入学する前はまだまだ聞き分けのないガキんちょで
    一度映画館に連れて行ってお守りをしたことがありました。
    確かドラえもんかなんかのタイ語吹き替えだったとおもうのですが
    そのときに、おもちゃやお菓子を買ってあげたことを
    ずっと覚えてて恥ずかしがりつつ私になついてました。

    ツレにペーちゃんを見たことを伝えると、今までなかなか
    出て来てくれなかったのにやっと出てきてくれた
    といって喜び、神妙な顔をして拝んでいました。


    ま、これが私が確かに“何か”を見た
    最初で最後の体験です。

    怪談としてはぱっとしないかもしれませんが
    盆でもあることですし、もし魂と言うものがあるならば
    成仏して欲しいなーと思う私なのでした。




    さて、奇妙な物語は今年はこれでおしまい。
    しかし、現実はもっと奇妙奇天烈なのです。
    乞うご期待!






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    情けは人のためならず 情けは人のためならず
    タイランド_世にも奇妙なタイ物語②
    2007年08月11日 (土) 04:57 | 編集
    ここんところオカルトブログの様相を呈していますが、
    実は海外ブログが正解です。
    ま、どっちゃでもええっちゃええんですが。
    オカルト趣味というわけでもないので
    そこんとご了解頂ければ幸いです。

    さて、今回はタイで友達のお家に遊びに行った時の
    お話し。

    -------------------------------------------------

    Ggggggggggggggggggggggg・・・


    妙な音がするなー?!どっからかな?

    窓の方からしているような・・・

    見ると外は真っ暗。それもそのはず夜の3時頃です。

    「んー?」

    窓の隅の方に闇が固まっているように妙に真っ黒に見えます。


    Ggggggggggggggggggggggg・・・


    音というか声というか、それは途切れなく続いています。

    セミかな?変な声で鳴くなー。チンチョ(タイ語でヤモリ)でもないしなー
    オケラの一種かもわからんな。しかし土の中で鳴かずにわざわざここまで来て鳴くかなー?
    ま、なんか虫に違いないやろ。でかい音出したら逃げてくかな?

    横を見るとツレのタイ人が熟睡してます。
    幸せそうな寝顔だなー、悩みないんやろなー

    「おい。おいったら!」

    「うーん」

    「ちょっと起きてや。何か虫がおるんかな変な声がするやろ?
     あっこの窓の隅っこの方。」

    「・・・・・。 !?」


    と、突然がばっと起き上がるや否や私に飛び掛かって来たのです。

    「わわっ?」

    「しーっ。黙って!」

    「あの声何か、ウプッ!」口を塞がれてしまいました。

    「しーっ!! 喋ったらダメです!そしてあっちを見たらダメです!!」
    切羽詰った感じで、そしてひそひそと耳打ちするのでした。

    「?????」


    もう一度窓の方に顔を向けようとすると、
    ツレは真剣な目で私を睨みつけて首を横に振りました。
    見てはいかんっちゅーことでしょう。

    ただならぬ雰囲気に気圧されて窓と逆方向を向いて横になったのでした。
    ツレもその様子を確かめて寝床に戻ったようです。

    その音は10分くらい続き、突然止みました。

    ツレが起き上がってこちらに来て言いました。

    「あれは、呪いです。」

    「えーっ、わし呪われるようなことしてへんでー!?」

    「あれに向かって話しかけたりして、あなたの声が届いていたら
     あなたは呪いにかかっていたのです。」

    「いや、だから何の呪いやっちゅーねん!」

    「北の方には本当のそういうことが出来る人がいるんです。
     嘘じゃなくて本当に!そして本当に出来るんです。」

    「キミはわしの話きいとるんか?」

    「彼らは人の心を操る事も出来るので、
     依頼して、日本人と結婚したという人もいます。
     私が知っている人です。おそろしいことです。」

    「・・・・あんたが恐ろしいわ!」


    てな感じでその夜は更けていったのでした。


    つづく



    phiphi640.jpg
    気味の悪い話の後で一服の清涼剤として・・・
    今タイトルバックに使っているKhoPhiPhi(ピーピー島)のマヤビーチです。
    クリックすると拡大します!






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    情けは人のためならず 情けは人のためならず
    タイランド_世にも奇妙なタイ物語①
    2007年08月04日 (土) 18:14 | 編集
    蒸し暑い夏になりましたねー。この気温、この湿度、
    これでもう少し日差しが高ければまさにタイそのものです。
    こんな夏にはやはり納涼、怖ーいお話しが良いのではないでしょうか?

    つーわけで、今回は呪いのお話です。

    またいずれお話しすることになりますが、G●という巨大自動車メーカーの
    タイ工場立上げの時のこと・・・・


    G●の工場立上げには、世界中から色々な人々が集まってきました。
    多くのアメリカ人とドイツ人、それからカナダ人、オーストラリア人、
    フランス人、ハンガリー人、ポーランド人、そしてタイ人&私・日本人。

    立上げの総責任者は昔ベトナム戦争ではヘリの操縦もしていたという
    黒人チャック・ダンフォース。彼は恐ろしく厳格な男で、
    各企業の責任者を取りまとめてビシビシに厳しく仕切っていたのでした。

    施工業者はドイツから来たアイゼン●ンというメーカー。
    どいつもこいつも屈強な男たちで、2m近い身長と
    丸太のように太い腕、全身刺青とスキンヘッド。
    どこからどうみても堅気には見えません。
    この、つるっぱげの熊さん達もチャックの前では
    ボリショイ・サーカスの熊のようにおとなしく、
    ああだこうだ言い訳しても、チャックに一喝されて
    缶コーヒーを頭に向かって投げつけられると
    震え上がってしまうのでした。

    そうした、緊張感の漂う中、
    欧米人達の都合の良いように、工場内は私語もタイ語は禁止
    全て英語を喋らないといけないという言語統制が敷かれたのでした。

    その流れをタイ人虐待への追い風ととったならず者のアメリカ人が
    一人いました。ジョンと呼ばれたその男、背は低く肥満体で
    頭は少し薄く、映画に出てくる悪者保安官を地で行ってるような感じでした。
    彼はタイ人にそれはそれは辛く当たり、現地人から
    大変に恐れられていました。

    仕事が進まないのを全て現地スタッフのせいにして
    タイ人をつかまえては
    「早くやれ!」
    「死んでもやれ!」
    「辞めてしまえ!」
    「死んでしまえ!」
    「この、犬コロが!」
    「劣等民族が!」
    「クソが!」
    「全てお前のせいだからな!」
    と机を叩いたり、書類を投げつけたりしながら罵り上げていたのでした。

    チャックがそのことを知れば
    ジョンは鉄拳制裁を食らった事でしょう。
    ところがこの小役人はチャックの前では
    へいこらしてその尻尾をつかませなかったのです。
    無論タイ人がチャックに直接直訴しに行くなんて恐ろしくて
    考えもつかなかったということです・・・



    タイ人は人前で罵られることをことさら嫌う民族なのです。
    上司が部下を叱責する事も少ないのですが
    叱責する場合は必ず別室に呼んでマンツーマンで行うものなのです。
    罵られたタイ人たちは顔を紅潮させて怒りに耐えていました。
    中には涙ぐんでいる人もいたほどです。

    ある日、虐められ続けているタイ人が集まって何か
    深刻そうに話をしていたので、一人に声を掛けて何の話を
    していたのか聞きだしたのですが、それは本当なのか?!
    と聞き返したくなるようなとても恐ろしい話でした。



    「私たちは、あの男を許す事はできません。
     でも、彼に直接手を下す事もできません。
     だから、私たちは決めたのです。
     あの男を呪い殺す事に・・・。」


    えええええええええっ?!


    「イサーンにとても優秀な呪術者がいます。
     私たちはお金を出し合って、呪ってもらうことにしたのです。」


    ひえええええっ!・・・・ちなみにナンボくらいなん?


    「1万5千バーツです。(約5万円)」


    うわ、高っ!でも人一人殺すと考えれば
    ・・・・・・安過ぎるな。
    そんなんで、死にっこないよ!もったいないよ!!
    止めといたら?!


    「・・・・・・・もう申し込んだんです。
     それに、私たちの決心は変わりません。」





    その後、ひと月が過ぎ、私はそんなことがあったなんて
    すっかり忘れていました。忙しかったからな~
    ふと気付くと、ここ一週間くらいジョンの姿を見かけません。
    まさか・・・




    ジョンは早朝、通勤にバイクを使用していたのですが
    ある朝、通勤途上の未舗装道の側溝にバイクごと落ちて死んでいるのを
    発見されたそうです。
    道は真っすぐで、天気も良く落ちるはずの無い所だったそうです。











    その時、私はまさか自分が呪術にかけられる日がやってくるとは
    知る由もなかったのでした・・・・。




    kaikishoukubutsu.jpg
    タイで見かけた怪奇植物(クリックで拡大します)



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