アジアの烙印
    一度アジアに駐在した者は、再びアジアにいく運命が待っています。

    それは知らぬうちに背中に目に見えない“アジアの烙印”が

    刻み込まれているからなのです・・・

    その痕は決して取ることは出来ず、深く体に染み込んでいくのです。

    いつしか忌み嫌っていた筈のアジア駐在への想いは複雑なものに変わり

    何かが自分の中で変わってゆくことに気付くのです。

    それは進化した自分なのか、それとも壊れていく過程なのか

    忘れていたはずのある日烙印は目を覚まし語り始めるのです。

    そして烙印が疼く時、その時・・・・・・

    日本食レストラン。あるだけありがたい!
    2011年11月05日 (土) 12:41 | 編集
    そう、今日、海外で日本食がないってことはちょっと遅れた感否めないわけです。
    それはここパキスタンにても然り!?

    答えはNo!
    イスラム世界で食を楽しむなんて世俗にまみれた
    ことを堂々とするのは好ましくないわけです。

    とはいえ、AVARIは外交官も贔屓にしている
    なかなかのホテルであって、
    ラホール唯一の日本食レストランが
    ある所なのでした。

    その名も「FUJIYAMA」

    fujiyama

    ↑高級そうな店構えでしょ?


    う~~んベタやなー
    どうせなら「GEISHYA」か「TEMPURA」のほうが
    インパクトあったな。個人的に。

    中に入ると黒のスラックスに法被というエキセントリックな扮装の
    お兄さんに案内されて中に入ります。
    日本人受けが悪いのかオサマのようにヒゲもじゃの店員が
    全然いないのが印象的です。
    世界のBENIHANAもどきの鉄板焼カウンターをパスして
    ホテルのプールが見える窓際席に案内されます。

    そう。今日はH●NDAの方が気を使って
    一緒に御飯を食べましょう。ってことになったのです。
    そんなに気を使わなくてもカレー×3食×2ヶ月でも
    生きていける人間なんですけど・・・逆に申し訳ない。

    接待に使っているのか、個人で来ているのか
    AVARIのベルボーイやFUJIYAMAの店員とも
    顔見知りのようで、しきりに声をかけられています。

    あー。 自分もタイに居たときには出張者諸君からこんな風に
    見えてたのかな~なんて思いながら
    出されたメニューに目を通していたのでした。




    ・・・しかし、このメニューおかしいやろ。
    ツッコミどころ満載です。






    japanesemenu

    「ドブ虫の」
    って「~の」で終わるなよな!
    ちゅうかなんちゅうかホントに虫でも入ってると思ったんでしょうか?

    「書画焼き」
    ゴッホとかルノワールの絵で巻いてあぶるのでしょうか?
    あるいはカンバスごとバリバリと戴くのでしょうか?
    繊維が不足しているんでしようね、きっと。

    「刺身森馬」
    あー馬刺しね。にゃるほど。などと思ってはいけません。
    ちゃんとtuna,salmon等と書いてます。
    「盛り」ってことなら「森」で止めて欲しかったのですが
    馬をこよなく愛しているのでしょうか?そういやラホールでは馬が全然いません。
    馬刺しは入っているのかも。






    japanesemenu2

    「エビ槇」
    なんでまた、この槇なのでしょう?
    槇さんの~♪紹介でー♪ですか?
    鉄火巻、かっぱ巻、おしんこ真希の下でこれなので
    何かきな臭い陰謀を感じます。

    「可児真希」
    完全に氏名になってます。可児さん家の真希ちゃんです。
    昔の加護亜依ちゃんを彷彿とさせるだけに将来が不安です。





    japanesemenu3

    「プレインご飯」
    ご飯でええやろ?

    「藤山特別メニュー」「オーシャン特別メニュー」「東京特別メニュー」
    ・・・書き直さずにはおれなかったんでしょうね。心中察するに余りあります。
    ただ、勢いで書いちゃったんで、東京特別メニューは何にも添削されてないところが
    心の乱れをあらわにしています。

    「アヴァリ皇帝」
    何でも直訳すればいいってもんじゃありません。





    日本語って難しいですか?









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    Dinner in Avari Hotel
    2011年10月29日 (土) 11:30 | 編集
    ラホールでのほとんどの夕飯をAVARI HOTELの
    この店で食べたのですが、先に紹介した通りにもう
    ステーキばっかり食べてました。
    うーん、パキスタンではあるまじきアメリカンな気分!

    とはいっても、せっかくですから美味しいカレーや
    郷土料理も当然頂かなくっちゃ!
    というわけで、水牛ステーキ以外の物をちょっとご紹介。





    prawn_massala

    こちらは、車海老のカレーですね!
    意外と無茶な辛さは無くマイルドで食べやすいというか
    普通に美味しいです。というか美味すぎ。
    直ちに完食したのでありました。ウマー



    brain massala

    こちらは何と脳みそカレー。
    何の脳かといえば、羊の脳みそ。
    メニューにもちゃんと「脳みそカレー」って書いてるでしょ?!
    menu_brainmassala


    パクチーも入ってますね。果たしてその味は???
    うん。マズいっっ!
    脳みその油煮込みカレーとパクチー風味って感じです。
    超胃にもたれます。

    また、この付け合せのナンがとんでもなくモサモサして
    最早、飲み下すのにビール欲しいけどイスラム圏だし
    水くれwwww

    brain_massala&nan






    ちなみに日本にあるインド料理店で脳みそカレーの
    とても美味しい店があるので、(シェフ=インド人)
    脳みそカレー全てが不味いわけではないのでご了承下さい。
    タージベンガル←ここ美味しいです


    パキスタン料理ってホントインド料理と通じるよな~と思いますが
    どうも、肉料理結構いけますね!
    これはタンドーリ・チャンプと書いてますが
    シルベスター・スタローンの余った大殿筋をスパイス風味にタンドールしたものです。(嘘)
    menu_lumbchop

    えーっとラムチョップのタンドールですね。
    スパイスがピリッと効いててホント美味しいです。
    焼き具合もバッチリ。ジューシーさ残ってる!
    口の中をヒリヒリさせながら頬張るこのライスもなんかいい味付いてて
    もうたまらんですたい!そうそう。ライスの奥についてる何か小さな布の袋。
    この中にはライムが入っているのですが、ぎゅっと絞ったときに
    種が出てこないように配慮されているのでした。うーん感激!

    muttontikka





    今回は冬の訪問だったのでフルーツは全然でしたが
    夏なら意外にもマンゴーがタダのように安くしかも美味い。
    しかし、夏は暑過ぎだからもういいわww
    どうでしょう?!物価も考えたらパキスタンもなかなか良いですよ~!

    人との付き合いもhonesty感じるし・・・。











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